作りかけ&没歌詞案

 

星の降る丘

遥かな時を越えて降り注ぐ光は
かつての記憶を私に届ける
小さな輝きは集まり
果てしない旅路の始まり

私の想いもまた
あのひかりのように
届いたなら
そんな願いも
夜に溶ける

瞳からこぼれる輝きが
いつか星になるのなら
夜空を彩る輝きは
数え切れない程に

藍を流して
きらを蒔いて
できた夜空に何を願う?

かりそめの空に
浮かべた想いは
瞬きの間に
消えゆくでしょう

つかの間の
安らぎを手に
いつかの空に
帰れるのなら

(2012.2.23)

 

 

以下は没歌詞案

 

しぃゆと

まあるく切りとられた世界
あたりに広がるみどりのやま
たゆたう銀のさかな
きいろい光を求めてさまよう
カラカラ カラカラ
そしてつぎの光へ

なんどもなんどもくりかえす
光がなくなるまで
そしてつぎのやまへ

ふたをした世界では
音はかなたにきこえ
うつろにひびく
まるで水のなかにいるかのよう
ユラユラ ユラユラ
すべてはうたかたに

しずかな夜も
きらめく昼も
たえることなく

いくどもめぐる
記憶と夢想
とりとめもなく
ただひたすらに
グルグル グルグル
そしてやまはきえる

 

 

タビダチノウタ(仮)

A
白い光とともに あたらしい日がはじまる
夢の欠片を振り払い 僕はまた歩きだす
見慣れた町並み行き交う人々
いつもと変わらぬ日々を 人は幸せというのだろう

B
幾度も繰り返される問い掛け
いつも行き着く先は同じだけれど
それでも新しい答えを求め続ける

サビ
あの青い空のようにどこまでも澄み渡れたなら
あの白い雲のようにどこまでもゆけるというのなら
きっと新しい世界への扉が開かれる

C
さよなら告げる勇気はまだないけれど いつの日か辿り着けると信じて

 

 

(2012.7.7)