・箱庭物語
無数の「界」が存在し、それぞれの界に王を擁する世界のお話。そんな世界に住むひとびとの日常、そして出逢いと別れ。ある者は自分自身の生きる意味を探し、またある者は世界の成り立ちを探す。
◆魔界
魔族の住む界。大部分が荒廃していて日照時間も短く、生き物にとっては過酷な環境。そのため弱肉強食的な思想が強い。
魔界編1 闇夜の鴉と月の花(仮題)
記憶喪失の青年ルゥは、魔界には珍しい金髪を持つ女性に助けられ、そのまま居候することになる。
金髪の女性、シャイラは当代の魔王であった。彼女はとある目的のため、魔王となったという。
争いの絶えない魔界では珍しく、比較的穏やかな日々が過ぎていくが…。
シャイラ
とある時代の魔王。誰にでも優しい博愛主義者。
ある目的のために魔王になった。
ルゥ
記憶喪失の青年。大怪我を負ったところをシャイラに拾われ、居候することになる。
魔界編2 タイトル未定(リメルダとカーシェの話)
魔王シャイラの時代より数百年後の魔界。
比較的穏やかだった時代は過去のものとなり、魔王の座を巡っての争いが絶えない日々が続いていた。
リメルダ
シャイラより数百年あとの時代の魔王。夢魔の血を引く両性体。どちらかというと女性形態でいることが多い。
カーシェ
ヴァンパイア一族の複数ある分家のうちの一つの出身。三男。リメルダの側近的な立場。
◆幻獣界
幻獣(魔力を持った獣)が住む自然豊かな界。普段は利便性から人型をとる。考え方の違いにより分かたれた2つの大国が存在する。
幻獣界編1 水面に揺蕩う記憶
キリュウとゼイラの幼少期出会い編。
心の”声”が聞こえる少年キリュウは、ある日、心の”声”が聞こえない少年ゼイラに出会う。
キリュウ(幼少期)
水の力を持つ一族の少年。他者の心の声を聞くことができる特殊能力を持つ。
ゼイラ(幼少期)
キリュウが出会った、心の声を聞くことができない少年。
幻獣界編その他 (未定)
まだどのお話を書くか未定。幻獣界編1から時は流れ、現在の幻獣界。
レイカ
幻獣界に2つある大国の1つの国王(ゼイラ)の一人娘。思い立ったら即行動するタイプ。
スイレン
レイカの幼馴染。キリュウとカイネの一人息子。両親のことをとても尊敬している。
ゼイラ(現在)
レイカの父親。界の王であり、国王も兼任している。とある事情で不死。見た目は少年だが最年長。
キリュウ(現在)
スイレンの父親。ゼイラとは腐れ縁。心を読む特殊能力を持つ。いつも眠そう。
カイネ
スイレンの母親。元々は巫女のような立場で舞が得意。キリュウとは幼い頃からの許婚同士だった。
◆天界
さまざまな神々が住む界。かつては魔界との争いが絶えなかったが、最近は休戦状態になっている。
リア
かみさまのひとり。天使たちを作った。気分に合わせて見た目の年齢や性別を変えるが、基本的には金髪碧眼。
シエル
天使のひとり。リアに溺愛されているものの、意に介さない生真面目な性格。
・ニイロの花
獣耳、羽根耳、ヒレ耳、角持ちの4つの種族が暮らす4つの国のお話。
ムト
獣の耳としっぽを持つ少年。森深いところで祖母と2人暮らしをしていたところ、片翼の少女を巡る騒動に巻き込まれることになる。
ゼシア
片翼の少女。この世界では珍しく背中に羽を持つ。何者かに追われている。
・Jokya-Noia(ヨキヤ-ノイア)
テンシの少女とアクマの青年のお話。
フィア
テンシの少女。他と違った見た目のせいで迫害を受ける。ある任務の最中にサキと出会う。
サキ
アクマの青年。偶然見かけたフィアに一目惚れし、それ以降彼女のところに通い詰めることになる。